世界遺産の温泉・温泉津の薬師湯は、日本温泉協会の天然温泉の審査で最高評価の「オール5」を受けた100%本物のかけ流し湯温泉です。自然湧出で源泉脇。しびれるような心地良い「生の温泉」は、体を芯から温めてくれ、免疫力アップや未病対策に好評です。オール5は山陰では薬師湯だけです。

湯婆婆ブログ

カザフスタン訪問

投稿日:2015年09月08日 / 記事カテゴリー:

カザフスタンへ、島根大学医学部の公式訪問団の一員として行ってきました。

初めてのカザフスタン訪問でした。

凡その場所・位置関係は分ってはいたつもりでしたが、海外旅行保険のアレンジの際、
アジア?それともヨーロッパ?と迷い、旅行会社に確認をしたところ、
「お客様によって異なります」と言われ、最終的に「アジアのその他」にしました。

カザフスタンはヨーロッパに近い国だけに、近頃は、サッカーの予選はヨーロッパ地区として参加するようになったと聞きました。

カザフスタンと言えば、美人過ぎる女子バレーのサビ-ナ選手を思い浮かべる方、
黒川記章が設計した世界の絶景と言われる、未来都市アスタナをご存じの方、
更には宇宙ロケット発射基地、またソ連のチェルノブイリ原子力発電所事故を
思い浮かべる方もおられる事でしょう。

さて島根大学とセメイ医科大学ですが、両大学間には大学関係者を始め学生の交流や研究以外に、手術技術などの提携や情報交換など幅広い活動が行われています。

今回の訪問中に、国際学会も開催され、違ったスタイルで行われる発表も興味深く、
異なった雰囲気の国際学会で、参加者との交流が楽しい日々でした。

訪問中、ヘルスツーリズムを含めた「温泉と健康」について、英語でレクチャーをさせていただきました。
初めての英語でのレクチャーで、大変緊張をしましたが、素晴らしい体験となりました。

今回は公式訪問でしたから、空港とホテルと大学間を往復するだけでしたが、
印象的だったのは、小児科病院を訪問し、改めてカザフスタンが置かれている
医療体制の弱さに胸を痛めました。

テレビで見る開発途上国の医療体制の様子とさほど変わらない小児科病棟で、
病と闘う子供達、またその脇で、我が子の回復を願って付き添っている母親の姿に
胸が痛くなりました。

改めて日本の医療体制の素晴らしさや日本の恵まれた環境に感謝した旅でした。

以前から、セメイ医科大学の留学生は日本に滞在中、何回か薬師湯に来られます。
カザフスタンでは温泉ではなく、寧ろサウナの生活ですので、
薬師湯の温泉の心地良さが、留学生の疲れ切った心身には最高の癒しのひと時のようで、
「留学生活のハイライトだった」と言ってくれます。

小さな活動ではありますが、湯婆婆(薬師湯)は国際交流・親善にも
積極的に参加しております。

何かございましたら、お気軽にお声をかけて下さい。