温泉利用指導者
投稿日:2014年10月17日 / 記事カテゴリー:薬師湯について
「温泉利用指導者」という日本健康開発財団の資格を取得しました。
この資格は、厚生労働大臣認定温泉利用型健康増進施設の認定条件として、
温泉利用指導者の配置が義務づけられています。
医師が作成した温泉療養指示書に従って、入浴指導を行います。
また安全管理や応急処置、生活指導全般を行います。
つまり厚生労働省が定める「健康増進施設認定規程」第4条第2号ハ
に規程する「温泉利用に関する基礎的な知識及び技術を備えた者」
として認められる事になります。
この講習会を開催するのは、一般財団法人 日本健康開発財団です。
この財団は、国民の“健康•生きがいづくり”を基本テーマに、
研究調査•健康増進などに取り組んでいます。
特に、温泉などの自然環境を利用した健康増進の研究や調査等、
国民の健康増進プログラムの開発•研究など、予防医学を基本に据えた
健康づくりに取り組んでいて、この財団の活動は素晴らしいものです。
講義内容からしても、この講習会の受講希望者が限られている意味に納得しました。
講義の内容は大変高度で、またスケジュールも9時から90分授業が夕方7時近くで、
僅か5分位のトイレ休憩で、3日連休をも返上したハードスケジュールでした。
この講習会でご縁をいただいた講師の諸先生方を始め、同窓生の皆さんは、
そうそうたる方々で(勉強は大変でしたが)、会話を楽しむ事が出来ました。
最高の講師陣でしたから、疲れも感じず、むしろ幸せ感いっぱいで受講しました。
そしてまた、改めて温泉の奥行きの深さを感じ、また温泉を科学する事の大変さ、
また医学データを揃える事の重要性をも学びました。
これを機会に、私が率先して押し進めてきている「気候療法」「ヘルスツーリズム」
を基に、地域の自然環境を活用した現代型湯治•クアオルト•健康ウオークを、
正しく普及させていきたいと考えております。
そろそろ秋の健康ウオークをしようと思っています。
詳細が決定次第、このサイトでお知らせしますので、
是非、皆様にはお越しいただきたいと思います。
久しぶりに見る温泉津は、黄色のふきの花が鮮やかです。
日ごとに深まり行く秋の温泉津をお楽しみ下さい。
皆様のお越しをお待ち申し上げております。