「平均寿命」と「健康寿命」
投稿日:2014年03月01日 / 記事カテゴリー:薬師湯について
「平均寿命」とは、私達がどれくらい長生きできるかの指標として、
長年、活用されてきました。
ご存じの通り、日本は世界一の長寿の国。
ところが最近では、「健康寿命」と言う言葉が使われるようになりました。
「健康寿命」は、世界保健機構(WHO)が、提唱した言葉です。
「平均寿命」と「健康寿命」は、どうちがうのでしょうか・・・
高齢になると、身の回りの事が出来にくくなり、
日常の生活に支障をきたす人が増えてきています。
なかには寝たきりになる人もいます。
日本人の平均寿命は男性が79.55歳、女性が86.30歳ですが、
健康寿命は男性が70.42歳、女性が73.62歳です。
平均寿命と健康寿命の差は、男性が9.13歳。女性が12.68歳です。
この差の期間が、健康でない生活・日々を送っているということです。
このことから、女性は長生きだと、単純に喜んではいられないのが分かります。
女性は高齢になると、健康を損ねてからの日々が長いということを考えないといけません。
年齢を重ねた時に、健康で楽しく過ごすためには「健康寿命」を伸ばし、
平均寿命との差をなくすことが大切です。
医療費や医療体制を始め、様々な事が変化してきている21世紀。
自分の健康は自分で守る。
病気になって治療を受けるよりは、病気にならないためにどうすれば良いか・・
「健康寿命」を頭において、「元気で長生き」をめざしましょう!