石見銀山 温泉 連休
投稿日:2013年04月30日 / 記事カテゴリー:薬師湯について
石見銀山 温泉 連休 ・・・・ と言えば、温泉津。
今年は連休の半ばに2~3日休暇をとれば、11日という大型連休。
海外へ出かける方が多いのでは、と予想されていましたが、
アベノミクス効果で円安になり、国内旅行の傾向になったとも言われています。
薬師湯では全国各地から来られるお客様との出会いに感動し、スタッフ一同、
元気をいただく毎日です。
今朝も5時の開店と同時に来られた東京からのお客様は、ゆったりと入湯され、
入湯後は、2階ラウンジや3階のガーデンテラスで寛がれ、帰途につかれました。
あいにく旧館のカフェが営業時間前でしたので、せめて内部だけでもご覧いただけたら・・・と
ご案内させていただきました。
築100年の旧館は木造洋館で、温泉津に現存する温泉施設として最古というだけではなく、
島根県の近代建築物、また中国地方の「よみがえる建築遺産」の一つとしても選ばれています。
100年前に、このようなお洒落の建物を建てたのが不思議に思われることが多いようです。
でも石見銀山・世界遺産に登録された温泉津を含めた地域は、
その当時から時代の最先端が届いていた様子が、銀山絵巻で推察することが出来ます。
昨今の温泉津は、高齢社会、人口減少や過疎など、将来が案じられるように言われる地域ですが、
世界の三分の一の銀を生産し、人口が20万人いたと言われる地域でしたから、お洒落感覚の持主、
時代の先取り感覚にたけた先祖が、このような素晴らしい建築物を残してくれたことに感謝です。
こうして薬師湯やカフェに来られるお客様と、日々、地域の歴史や魅力を介して、
様々な事を学ばせて頂き、またお客様との出会いやふれ合いに私達がパワーをいただいてます。
1人でも多くのお客様に喜んでいただけるように、これからも精進をしてまいります。
どうぞ温泉津へ、そして薬師湯へお越しくださいませ。
お待ち申し上げております。