男女共同参画
投稿日:2012年07月19日 / 記事カテゴリー:薬師湯について
私が「男女共同参画」という言葉を目にした(耳ではありません)のは、オーストラリアから仕事で仙台を訪ねた時、JR仙台駅の出口にあったポスターで見たのが初めてでした。
その時の事を今でも鮮明に思い出します。 それまでそういう言葉や政府がそのような政策をし始めた事すら知りませんでしたから。
ドイツでの駐在生活とオーストラリア(豪州)での生活と豪州人のライフスタイルなどから、その言葉の持つ意味合いや日本政府が考えているであろう目的などを改めて考えたものでした。 それから20年近くが過ぎました。
「男女共同参画」に関して、日本はどう変化してきているのでしょうか。また国民はどう考えているのでしょうか。都市と地方とでは、受け止められ方に違いがあるのでしょうか。どう考えているのでしょうか。 興味深いテーマです。
「おしゃもじ運動」とか「ウーマンリブ」とかマスコミを賑わしていた時代があったように思います。このような事を話題にすれば、何やら人間失格的に言われたかもしれません。
でも少子高齢社会が現実になった今日だからこそ、この「男女共同参画」という言葉が持つ真の意味を理解し、より良い社会を築く必要があるのではなかいと思います。
この言葉の為にだとは思いませんが、男女共同参画室の室長さんの多くが女性だとすれば、何やらとってつけたような感じがします。
地方行政においては副知事に女性が起用される時代になって初めて、本当の意味で、行政が男女共同参画のお手本を示すことになるのでは…と思っています。
その日が来るのを楽しみにしています。