修士論文を提出しました
投稿日:2013年02月22日 / 記事カテゴリー:薬師湯について
「薬師湯・湯婆婆ブログ」、しばらくご無沙汰をしてしまい、申し訳ございませんでした。
ようやくの事で、修士論文を提出することが出来ました。
ご指導下さいました指導教授を始め、お世話になった研究室の皆様、そして医学部の皆様、
本当に有難うございました。
また研究室に籠り続けることが出来たのも、留守を守ってくれた薬師湯のスタッフがいてくれたからこそ、
そして家族の支えなくして、この一大事を乗り切ることはできませんでした。
皆さんに心から感謝しています。 本当にありがとうございました!
文化系の頭で、医学系の、しかも大学院の修士論文を書くことは、簡単ではありませんでした。
それも「自律神経」などという、専門家でもちょっとややこしい…などと言われる複雑なテーマに
挑戦したことに、迷いや弱音をはきかけそうになったこともありました。
私の温泉研究は「入口に立ったばかり」的なもので、すればするほど、「温泉を科学する」事との難しさと奥行きの深さを感じていますので、これからも研究は続けていきたいと思っています。
学問、しかも医学部大学院の流れや内情も知らず、ただ温泉を医学的に研究したくて飛び込みました。
そのような私を、研究室は良く支えてくださいました。有難かったですし感謝をしています。
修士論文をまとめ上げることは、正直、本当に大変でした。
大学院の1年目の講義や授業はとっても興味深く、その都度引き込まれるように聞き入った日々でした。
医学部大学院で目にすること全てに学びがありましたので充実感と共に楽しかったです。
そんなこんなの大学院生活でしたから、あっという間に時間が過ぎた2年間でした。
私は大学時代に徹夜したことはありませんでしたが、今回は何回か徹夜をしました。
社会人、しかも早朝5時から夜9時まで営業をし、掃除担当のスタッフが仕事を終える時間が真夜中近くの
薬師湯なので、夜更かしには慣れている私ですが、今回は体が持たないのではないかと周りの方々に心配をかけていたようです。
ですが全く問題なく、改めてまだ体力がある…などと、自己満足しながらの最後の2か月間でした。
それでも振り返ってみますと、社会人の場合、修士を2年で終わらせるというのは、少々無理が生じる事があるかもしれない・・・と思いました。
とは申しましても、余り難しく考えず「案ずるよりは生むが良し」、やってみることではないでしょうか。
私なりに全力投球をした大学院での修士生活も終わりを迎えようとしています。
島根大学医学部大学院は本当に素晴らしく、楽しい日々でした。
このような経験の機会を与えて下さった皆様に、心から感謝とお礼を申し上げます。
ありがとうございました!