七夕と温泉祭り
投稿日:2013年07月04日 / 記事カテゴリー:薬師湯について
「七夕」が近づいてきました。
小さい頃から、7月7日の七夕には色とりどりの折り紙を使って、いろいろな飾りものを作りました。
そしてまたお気に入りの色紙の裏面や短冊に願い事を書いて飾ったものです。
家族や他の人に見られると恥ずかしい、でも神様には願が届いてほしい・・・という思いとで、
子ども心にも、飾る場所や向きを考えたものです。
先日、出雲大社の町中で、新しいスタイルの七夕の飾り(結び方)を見ました。
その名は「結い結び」。
神社で引いたおみくじを木の枝に結ぶ・・・・あの方法です。
21世紀、平成の大遷宮が終えた出雲大社の町ならではの、新しく工夫された七夕飾りのようです。
こうして少しづつ変化していく伝統文化や行事を見れるのも楽しいことです。
薬師湯の7月7日は七夕の日ではなく、「温泉祭り」つまり温泉の感謝祭を行う日です。
大地の恵みいただいている事に感謝をし、地域のお寺が持ち回りで法要をされます。
温泉津で古くから行われている大切な伝統的な行事の一つです。
今年も午前11時から旧館2階の薬師の間で、法要を行います。
お客様は日頃の感謝とご自身の健康を願ってお参りをされますので、
御下がりとして、今では紅白のお餅を差し上げています。
大形の提灯が飾られ、季節の花々が美しく生けられた館内は、殊の外華やかで、綺麗です。
皆様のお越しをお待ち申し上げております。
ぜひお出かけ下さいませ。