今日は「お薬師さん」の日
投稿日:2012年07月07日 / 記事カテゴリー:薬師湯について
7月7日は「お薬師さん」で、温泉津温泉の温泉祭りの日です。
このお祭りは、昔から行われている行事です。
大地の恵みの温泉をいただいている事への感謝と健康への祈願をこめてお薬師様にお参りをします。
石見銀山世界遺産の温泉・薬師湯の名前の由来でもあります。
今日は11時から法要があります。
狭い温泉津ですが、温泉津にはお寺が5つもあり、その一つづつが立派です。
それを見るだけで温泉津がいかに栄えたかが分かるほどです。
その温泉津のお寺さんが持ち回りでお経を読まれます。
そして当日、お参りをされた方々には紅白のお餅を差し上げています。
施設内には昔からの提灯を飾っています。普段と異なった雰囲気の薬師湯を、是非お楽しみください。
以前は、各旅館が一式飾りをし、1軒づつ見て回るのが楽しかった…と聞いています。
薬師湯ではお客様を始めスタッフが、この日の為に丹精込めて栽培した色とりどりの花をいただいたり、持ち寄ります。
梅雨の時期なので、本来ならばお花も少ないのですが、心の籠ったお花が集まります。有
難いことです。感謝、感謝です。
それをスタッフが一生懸命活けます。その時の姿や活けられた花は、毎年本当に綺麗で見事です。
昨日もスタッフが活けている姿や飾られた花を見て涙が止まりませんでした。
今年はスタッフが采配を揮って迎えた「お薬師さん」です。お花が綺麗です。
そうそう「牛蒡の花」も活けていますよ。 なかなか魅力的な花材です。
ぜひ石見銀山・世界遺産の温泉、薬師湯へお出かけくださいませ。
皆様のお越しをお待ちし申し上げております。