入浴事故と高齢者入浴アドバイザー
投稿日:2018年10月31日 / 記事カテゴリー:薬師湯について
入浴事故による死亡者数は、年間19,000人と推定されており、
実際の数字はもっと多いのではないかとさえ言われています。
これから日に日に寒さが厳しくなり、お風呂にしっかりと入って体を温める方が増えます。
厚生労働省の人口動態統計によりますと、家庭での溺死者数は2014年で4,866人で、
この10年間で2倍近くに増加しています。
統計によりますと11月から3月まで寒い時期の発生が最も多くなっています。
このうち65歳以上の高齢者が占める数は約9割だと言われています。
入浴による死亡者数が交通事故死の4倍以上という事実は、ほとんど世の中に知られていません。
今後の日本は、ますます高齢化が進み、2060年には、国民の約2.5人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上という、高齢社会の時代がやってくると言われています。
それだけに入浴事故を防ぐことが出来れば、またその一助を担い・・・と、
薬師湯では入湯に来られるお客様に、温泉の入り方の説明を通して、
安全でかつ快適な入浴方法に関して、ご説明をさせていただいております。
この薬師湯での入浴に関するご案内は、ご自宅での入浴の際に、
入浴事故に遭遇しないための、正しい入浴方法の啓蒙活動でもあります。
ですから薬師湯のスタッフは全員、高齢者入浴アドバイザーの教本を勉強しており、
お客様お1人お1人に、安全な入浴方法を教示させていただいております。
また更衣室には、その高齢者入浴アドバイザーの教本をご覧いただける様にして
おりますので、是非、お手に取って教本の内容をご覧ください。
また湯婆婆は、その高齢者入浴アドバイザーの認定講師でもありますので、
いつでも講習会を開催し、アドバイザーを認定する事も可能ですし、
皆様のところへ出向き、お話をさせていただきますので、お気軽にお声かけ下さい。
どうぞ薬師湯にご連絡いただき、高齢者入浴アドバイザーの資格取得に挑戦をされませんか?
皆様からのお気軽なお声かけをお待ちしております。