温泉津とヘルスツーリズム
投稿日:2016年02月25日 / 記事カテゴリー:薬師湯について
温泉津とヘルスツーリズムの「出会い」や「つながり」は、
薬師湯で毎月開催している「健康講座・体験会」が発端だったと思います。
湯婆婆は海外(ドイツとオーストラリア)での生活が長かったお蔭で、
滞在先(中)で、ゆったりと過ごす外国人の余暇・休暇の過ごし方に目を見張り、当時は
地形や環境を生かしたり、活用しながら糖尿病やダイエット、またストレス対策などのコースが設定されているヘルスプログラムを羨望の思いで見つめていました。
それから20年余り、日本もすっかり変わってきました。
私達は西洋医学や先進医療に助けられながら、その一方、薬害に悩まされている人もいます。
本屋の店頭には、様々なタイトルで健康関連の書物が並んでいます。
人々にとって、健康は永遠のテーマです。
温泉津は「石見銀山」という世界遺産の一角を担い、また「温泉津温泉」という「温泉」を冠に頂いた地名が、人々に語りかけています。
湯婆婆は、初めて温泉津を訪れた時、その自然体な美しさ、飾り気のなさに心を奪われました。
そして「薬師湯」の経営を始めてから、湯婆婆は薬師湯温泉の力と魅力を
お客様を通して目の当たりにし、また心打たれる日々でした。
一方では、多くのお客様が体のどこかに悩みを持っておられることを知る日々でもありました。
「薬師湯」が温泉パワー満杯であることをお客様のお褒めの言葉で実感しながらも、
湯質の良さだけに頼る昔の湯治スタイルよりは、地域の自然環境を活用する方が
その改善度が期待される事を、医学の研究が進み明らかにされ、また高齢社会や
医療体制の悪化などで、大きく変化することを予想したことで、湯婆婆は「薬師湯」で
健康講座を毎月開催し、最終的には温泉効果を促進するために、歩くことを推奨したことで、「薬師湯」がヘルスツーリズムを率先することになりました。
この薬師湯の動きが、温泉津全体に広まっていきました。
幸い、いまでは温泉津だけではなく大田市全体に広まり、大田市自体が「日本クアオルト協議会」に加入し、今秋には、大田市でケアオルト協議会の全国大会を開催する運びとなりました。
いまでは「薬師湯」だけではなく、温泉津、いいえ大田市全体で推進しているヘルスツーリズムです。
来月から「薬師湯」オリジナルプログラムである「世界遺産の温泉で美と健康を体験」を開催します。
どうぞ皆様も、ご参加くださいませ。 お待ちしております!