温泉ソムリエ
投稿日:2013年09月13日 / 記事カテゴリー:薬師湯について
温泉ソムリエの認定講習会を、島根県で初めて開催しました。
当日は温泉ソムリエの家元の遠間和広氏を、新潟県赤倉からお迎えして、
薬師湯の旧館(「よみがえる建築遺産」に選定)の震湯ギャラリーで開催しました。
参加したのは温泉津(ゆのつ)温泉の各温泉旅館からのご主人か女将の8人と、
また薬師湯のスタッフ7人で、総勢15人でした。
島根県で初めて行われた温泉ソムリエの認定講習会でしたから、
テレビ局や新聞社8社が取材に来られました。
(マスコミ関係の皆様、取材して下さって有難うございました!)
温泉ソムリエの家元・遠間氏は、最初緊張していた温泉津温泉の旅館のご主人たちを
巧みな話術で緊張感をとって下さり、先ずは温泉で頭にタオルをのせる意味と、そののせ方で講習会が始まりました。
温泉に入り慣れているご主人たちも、一瞬惑いながらも、それぞれ個性あるタオルののせ方でした。
温泉ソムリエの家元の遠間氏は、温泉ソムリエ認定講習会を始めたのが10年余り前で着実にその数が増加しており、現在温泉ソムリエに認定された人は、全国に5400人を超えるようになりました。
私が温泉ソムリエの資格をとったのは2005年で、島根県では初めてでした。
以降、薬師湯には温泉ソムリエの方が入湯に来られることがよくあります。
今回も、薬師湯に来られたソムリエのお客様が、家元の遠間和広氏とお互いに顔を見合わせて「まさかこんな所で会うとは」とびっくりされました。
まさか遠く離れた島根県で、温泉ソムリエの家元、遠間氏に会うとは思いもしなかったからです。
温泉ソムリエ認定講習会では、温泉の基本と正しい入浴法と言う技術を身につけて、
温泉を安心と安全で入る、また活用するための知識と技術を学びます。
その一つに温泉成分の見方と読み方を詳細にわたって学び、今後、温泉津に来られるお客様に楽しい温泉の入り方に関する情報をお伝えできると思います。
今回の温泉ソムリエ講習会を機会に、温泉津温泉の魅力に「安心と安全」が加わる事で、皆様に温泉津をよりお楽しみいただけるように努めたいと思います。
「全温泉旅館に温泉ソムリエがいる温泉地」というのは、国内で唯一、温泉津だけだと聞きました。
温泉ソムリエの町、温泉津へお出かけ下さいませ。
皆様のお越しを、心からお待ちしております!