温泉津の伝説(影わに)が、アニメの題材に。
投稿日:2016年04月22日 / 記事カテゴリー:薬師湯について
温泉津(ゆのつ)辺りでは、サメの事を「ワニ」と言っています。
温泉津町教育委員会が発行した「温泉津町の伝説」によると、
ネコザメのことは、ネコワニ。 ホシザメのことはホシワニと言って、
上等ではないですが、食べています。
このワニの一種に、「影ワニ」というのがいると信じられていました。
サメの中の、どんな種類をこういうのか分りませんが、
船が沖を走っているとき、船乗りの影が、海面に映る事がありますが、
その影をこのワニがのむと、影を飲まれた船乗りが死ぬというのです。
むかし、ある船乗りが、影をのまれそうになりましたが、早く気がついたので、
反対に影ワニをうちころしてしまいました。
ふるさとに帰ったその船乗りが、ある日、浜を歩いていて、
魚の骨が足のうらにつきささりました。
その傷がもとで、ついに死にましたが、あとになってしらべてみると
その骨は船乗りが殺した影ワニのものだったそうです。
もし、影ワニに見つかると、むしろでも板でも海面に投げて、
自分の姿の影を消さないといけないと言われています。
とあります。
この伝説、「影鰐-KAGEWANI」 と、
その続編である「影鰐-KAGEWANI-承」がテレビ放映され、
アニメファンの間で、話題になっているというのです。
各地に数多くある伝説は、その地域の自然環境、日々の生活への教訓・戒めなど
が盛り込まれていることが多く、現代にも役立つ情報・知識が満載されているとも言われます。
湯婆婆は、今回のアニメのニュースを切っ掛けに、
薬師湯の健康ウオークで、伝説を訪ねて歩くのも楽しいかと思っています。
5月から薬師湯では、「世界遺産の温泉地で、美と健康を!」をキャッチに、
温泉津(ゆのつ)の地域資源である温泉を活用した癒しとリラックスタイムを設けます。
皆様をお迎えするのは、薬師湯の気候療法リーダーの資格を所有しているスタッフです。
温泉と美容と健康のコラボをお楽しみいただきたいと思います。
贅沢な健康ウオーク、癒しのひと時を提供させていただきたいと考えております。
皆様のお越しをお待ちしております。